2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

始まらない聖剣伝説2

<ケース1> 誰かの夢に出てみよう! 男は疲れていた。 やれ売上だ契約だ、今月のノルマ達成だ、ポジティブシンキングだ、本気で朝礼だ、大声で夢を語るだ、握手だ、仲間だ、最高だ、働くって幸せだ…! 自己啓発という名で強制的にスイッチを入れる経営方針。…

始まらない聖剣伝説1

現代文明 色々な色が混ざり合い、限りなく黒に近い灰色の世界。 人々はそんな中でも 心という形の無いものに希望を問いただし 生きてきた。 しかしもう手遅れだ。 出口を見失い 抗うほど螺旋のように混純とする世界。 どうにもならなかった。 神はそんな世界…

語彙力つけたい計画パート1

私はたまにファンタジーな物語を書く事がある。 でも戦闘シーンがどうも苦手…。 主に趣味でやってる範囲だけど、せっかくなら読み手を引き込みハラハラドキドキさせるような、上手な文章を書きたい。 じゃあ勉強しよう。努力しよう。 <例題> <スライムがあら…

わたしの手帳術

はてなブログには毎週話題のヒントにとお題が出る。 今週のお題「わたしの手帳術」 これは時間を有意義に使いたい奥様方や今を楽しむティーンエイジャーには是非活用して貰いたいですね。 やはり手帳が見やすかったりすると書き込みやすいし、なんかテンショ…

参幕:あの時のアイデンティティ(ドラクエ風味)

:弐幕 【森】 僕は奇妙に非現実的な月の光に照らされた森の浅瀬に入り、あても無く奥へと入って行く。 あたりを威圧する森林は夜の漆黒を抱え込み、風に擦れる葉音を幾多にも重なり響かせる。その音はどこまでもどこまでも深い闇に吸い込まれているようだっ…

遊び人

※ドラクエ10やってる娘と母 ドラクエ10やってない父の場合 娘:ただいまー 母:ちょっと遅いんじゃない?どこ行ってたのよ? 娘:んーちょっと塾の帰りブラブラしてた。 母:ダメよー早く帰ってこなきゃ 父:(母さんは過保護だなーw) 母:それより新しいアレ…

弐幕:あの時のアイデンティティ(ドラクエ風味)

:壱幕 【斜陽】 遠くの森が黒い塊となって、オレンジ色の夕焼けが儚さを引き立てる。美しい鳥達は、その塊りにぼやけて消える。隙間なく重なり合う山のシルエットもすぐに闇に沈んでしまうのだろう。 僕はこの時間を何度も繰り返し見ていた。 街と森の間に…

勇者とは

勇者とはなんだろう…? 最近そんな事を考えるようになった。 あたかも自分が勇者みたいな口調だが、私に勇者という称号は自分でも笑っちゃうぐらいかけ離れているので、せいぜい道具屋のせがれぐらいが丁度しっくりくる。けども自分の人生はいつだって自分が…

小説:あの時のアイデンティティ(ドラクエ風味)

【一年前】 玄関のチャイムが鳴る。 テーブルに並んだ朝食を済ませ、学校へ行く仕度を終えると丁度いいタイミングで剣介が迎えに来た。 母と二人暮らしの生活になってからは家事も慣れたもんだ。母は先に仕事に出てるので皿洗いをして学校に行くのが俺の日課…