始まらない聖剣伝説3

 

我が名は聖剣クラウ・ソラス。

伝説が始まるように日々策を練っている。

するとどこからか、テレパシーが飛んできた。

こんな事は初めてだった。

 

 

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<我が名は 草薙の剣。又の名を雨叢雲の剣と申す>

<ナノ国日本を取り仕切る者ナリ>

 

 

マジで!?

日本の三種の神器で有名な草薙の剣じゃん!超ヤベー!うわーマジ!えー!?まっ!超有名人じゃん!(ドキドキドキドキ)

 

 

<同じ剣の誼(よしみ)。その苦労は十分に分かっておる>

 

 

良かったーすっげーいい人っぽい!

 

 

 

<とりあえず場所代としてビットコインを振り込むように>

 

 

 

仮想通貨ワッショーイ!

 

 

 

東京オリンピックまではビットコイン上がるよね!買うなら今だ!まだ間に合うドラえも〜ん!!


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始まらない聖剣伝説2

 

 

<ケース1>

誰かの夢に出てみよう!

 

 

 

 

 

男は疲れていた。

やれ売上だ契約だ、今月のノルマ達成だ、ポジティブシンキングだ、本気で朝礼だ、大声で夢を語るだ、握手だ、仲間だ、最高だ、働くって幸せだ…!

自己啓発という名で強制的にスイッチを入れる経営方針。おかしくね?それっておかしくね?

確かに実際売上が上がったり、仲間意識が強くなったり、前向きな人生になった風に思える。

思えるだけ。

そう思わせるだけ。

だって車だってギアを1-2-3-4-5って上げていくのに会社入ったらいきなり4速ぐらいからスタートしろだよ?バカじゃねえの?進むわけねえじゃん、車体に負荷かけすぎだっつーの。

 

クタクタになり、帰り道を歩く

 

はぁー…マジ疲れた。なんかさー、夢って何だろうな…。子供の頃、カッコイイ剣とかに憧れてたなー。光輝く剣が森の中に刺さっててさ、それ抜いて勇者になってさ、悪い奴らみんなやっつけてさ。って今でもそんな妄想しちゃう俺って痛ぇなーマジ笑っちゃうよ。

 

って、なんで俺森ん中歩いてんだよ!

 

…ったくここ何処だよ。スマホの電源も入らねぇし、真っ暗だし。

 

「え…?」

 

 

 

 

 

 

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男が子供の頃夢見てたように、目の前には地面に突き刺さる光る剣があった。

頭に声が響く

<我が名は聖剣クラウ・ソラス。汝の心に光を取り戻したければ、我を探し引き抜くがいい>

 

男は剣を引き抜き、天高く掲げる

 

<北北西の山を目指すが良い。待っているぞ勇者よ…>

 

 

 

男は確信した。

運命という歯車が噛み合い動きだす事を

 

いつも思ってた。

大切な何か、やらなければいけない大事な事

 

手に握る聖剣の確かな感覚

これから待ち受ける壮絶な運命の中

男は自信と希望に満たされていた。

 

 

 

 

 

 

…スオ…

 

 

 

 

 

…ヤスオ…

 

 

 

 

 

 

「やすお!いい加減起きなさ!!」

 

 

男は目覚める

 

 

しかし不思議と脳は冴えていた。

 

 

「アンタうなされてたけど、何か夢でも見てたんかい?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「んーーー、忘れたっ!」

 

だよねっ!

 

 

 

 

 

始まらないね!


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始まらない聖剣伝説1

 

 

現代文明

 

色々な色が混ざり合い、限りなく黒に近い灰色の世界。

人々はそんな中でも

心という形の無いものに希望を問いただし

生きてきた。

しかしもう手遅れだ。

出口を見失い

抗うほど螺旋のように混純とする世界。

どうにもならなかった。

 

 

神はそんな世界に、一筋の光を与えた。

ー聖剣クラウ・ソラスー

 

神の慈悲と呼べるその閃光は、雲を貫き、

ナノ国と呼ばれる、日本の山奥へ舞い降りた。

 

大地に突き刺さる聖剣クラウ・ソラス。

刃渡りは霜が降りた様に美しく

ただ静かに光を称えていた。

 

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けど場所がマニアックすぎて誰も気付かなかった。

 

つづく

 

 

 

 

始まらない物語がたぶん始まる!


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語彙力つけたい計画パート1

 

私はたまにファンタジーな物語を書く事がある。

でも戦闘シーンがどうも苦手…。

主に趣味でやってる範囲だけど、せっかくなら読み手を引き込みハラハラドキドキさせるような、上手な文章を書きたい。

 

じゃあ勉強しよう。努力しよう。

 

<例題>

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<スライムがあらわれた>

_やすおの攻撃

スライムにダメージを与えた。

_スライムの攻撃

やすおはダメージを受けた。

_やすおはメラを唱えた

スライムにダメージを与えた。

スライムを倒した

 

 

ドラクエだとこんな感じ。

ゲームの場合、表現が映像だからアクションと結果さえ分かればok。

これをキチンと設定を入れてラノベ風に緊迫した戦闘にしてみたい

 

 

人物…やすお(魔法使い) 15才。一人前の魔法使いを目指す為に一人で冒険に出る。

敵…スライム1体(やすおが一人で戦うのは初めて)

場所…住んでる街の近くの草原。

時間…昼間

方法…初撃は杖での打撃。その後魔法(基本的な火炎魔法)距離を取ってから、一撃で相手を倒す。

 

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突然スライムが現れた。

 

 

初めての戦闘

 

期待と不安と開放感、

そんな胸の高鳴りのせいか、

杖を強く握り締め、魔法使いにもかかわらずスライムに殴りかかる。

 

カシの木の杖がスライムを直撃_

その衝撃にスライムはボヨンボヨンと転がった。

 

スライムは起き上がり、バネのように反動をつけ襲いかかって来る。

反射的に避けようとするも、モロに攻撃を受け後ろに飛ばされる。

 

「やっぱ魔法使いは魔法だよな…」

 

起き上がり、やすおは杖を前に掲げ意識を集中する。

杖の先端にエネルギーが構築される。

 

イメージの中でトリガーを引く

 

エネルギーは炎へと変換

 

一直線に飛んでいく

 

 

 

一瞬だった。

 

 

 

スライムは八方に飛び散り蒸発した。

放たれた炎は瞬く間にスライムを飲み込み、内側から爆発する様に飛び散ったのだ。

 

 

 

 

 

……どうなんだろw

たぶん色々と突っ込み所はあるけど、ネットでラノベ戦闘の書き方を参考にやってみたけど、難しい…これだけでもけっこー時間かかった。

 

 

 

では今度は人vs人でリアルに

 

 

人物…やすお(魔法使い) 15才。一人前の魔法使いを目指す為に一人で冒険に出る。

敵…サザエ

場所…商店街

時間…夕方

方法…その圧倒的な存在感(サザエ)に威圧されながらも、どうにか戦いを模索しながら

 

 

 

 

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突然サザエが現れた。

 

 

突如として現れたその厄災に、やすおの思考回路は停止した。

 

 

…動けない。

 

いや、

 

動くと殺られる。

 

 

人気の多い賑わう商店街も、やすおにとっては静寂に、食い千切られたような、空間だった。

 

 

刹那

 

サザエはその流れるような動きで、手にした鞄の中を見る

 

 

サザエはギョッとする

 

やすおもギョッとする

 

 

 

 

 

 

「あらヤダァ!」とサザエは陽気に帰っていった。

 

 

 

 

ポチっとなぁぁあああああ!!


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うーんやっぱ戦闘シーンは難しい…

 

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